小さな幸せを大切に


by pureandstyle

南瓜と切り昆布の煮物

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最近慌ただしさにかまけて新聞を斜め読みしかしていないのですが、日経社説の春秋欄は毎朝楽しみに欠かさず読んでいます。
今月は終戦にまつわるものが多かったのですが、今朝の内容は特に胸を打つものでした。アメリカの従軍写真家、ジョー・オダネル氏にまつわるお話です。

「焼き場に立つ少年」という1枚が有名なジョー・オダネル氏ですが、軍に入隊する時には敵国日本を憎んでいたのだそうです。ですが、占領軍の一員として日本に上陸後、墜落した米軍飛行士を手作りした十字架と共に手厚く葬った地主夫妻や、妻を爆撃で亡くしたにも拘わらず自分にご馳走をふるまってくれた市長など、戦時に植え付けられたイメージとしての日本人ではなく現実の日本人と交流を重ねていく中で、次第に考えが変わっていったのだそうです。

日本の最大の資産は誠意、寛容、潔さを備えた日本人だとの説がある、と春秋欄では述べられていました。
勤勉、思いやり、礼節なども、海外の方が多く感激される日本人の良さだと思います。

「オダネルさんの場合も市井の日本人が元敵兵の価値観を変えた例だ。毎年この時期、混乱の中で礼節を失わなかった先人たちを思う。」と春秋欄は結ばれていました。
先人の方々によって今の平和があることを、私も毎年思いたい。そんなことを思った月曜の朝でした。

写真は昨晩作った、南瓜と切り昆布の煮物です。
時々登場するお惣菜の1つで、昨晩も目分量で作ったのですが、何故か今まで作った中で最高の仕上がりになりました。南瓜自体が美味しい南瓜だった、ということが一番の理由だと思いますが、南瓜の水分量と適当配合(!)の調味料の加減がぴったりうまくいったのでしょう。
見た目はかなり地味ですが、じんわり美味しい。試作もあって、目新しい味を追うことがつい多くなりがちですが、こんな料理も大切にしていきたいと最近特に思います。
by pureandstyle | 2014-08-25 18:45 | Veg Cooking | Comments(0)